【6人目|崩壊タイプ】成功したのに終わった。“一人になった瞬間バレる男”の話

ナンパ同盟

「ナンパ同盟」での、初めての勝利。

相手は、金髪にデニムのロングスカート。少しぽっちゃりした女の子だった。「正直タイプではなかった。でも嬉しかった」

不夜城のテンションのまま、その日のうちにホテルへ。――そこで、最初の違和感が出る。

当時の僕は、何も知らなかった。本当に何も知らなかった。ゴムをつけたまま、口でしてもらおうとした。彼女は一瞬止まって、真顔で言った。

「……それ、つけたまま?」

その一言で理解した。あ、俺、ズレてる。知識も、経験も、全部ズレてる。でも、その場は何事もなかったように進んだ。

彼女は優しかったし、僕も「できる男」を演じ続けた。数日後。彼女に聞かれた。

「何食べたい?」

僕は答えた。

「たこさんウィンナー、唐揚げ、卵焼き」

今思えば、小学生みたいなリクエストだった。デート当日。場所は、僕の大学の学祭。人、人、人。焼きそばの匂い。

騒ぐ声。変な格好の学生たち。その中に、彼女と二人。ここで、はっきり分かった。無理だ。ナンパしてた時の俺はいない。

イケチャンも、ジョージもいない。一人になると、何もできない。何を話せばいいか分からない。沈黙が怖い。

でも何も出てこない。ただ、人混みから逃げたかった。結局、僕たちはすぐに学祭を出た。

近くの公園。ベンチに座って、弁当を開く。たこさんウィンナー。唐揚げ。卵焼き。

全部ちゃんと入ってた。彼女は、何も言わなかった。その優しさが、逆にきつかった。

あの時、はっきり分かった。ナンパの時の自分は、ただの“設定”だった。一人になった瞬間、全部剥がれる。

その翌日から、連絡は来なくなった。たぶん彼女は見たんだと思う。本当の僕を。。。

💡今日のまふぇっと教訓「誰かと一緒の時だけ強い男は、一人になった瞬間にバレる。」

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👉 この話は「陰キャ崩壊シリーズ」です

・遊園地で沈黙して終わった話

・美女から逃げ出した夜

👉 「一人になると終わる男」の話、まとめてます

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