50人書いて、一番驚いたのは読者じゃない。僕自身だった。
「……え、俺ってこんなに色んな女性と出会ってたん?」
このブログを書き始めてから、昔の記憶を一つずつ掘り起こしている。
「あの人は、この人の前だったな。」「この出来事のあとに、あの彼女と出会ったんだ。」
そんなふうに時系列を整理しながら書いているうちに、自分でも忘れていた記憶が次々と蘇ってきた。
「43人目」「44人目」と書いていると、昔から女性との出会いを数えていたように思われるかもしれない。でも実際は違う。
このブログを書き始めてから、記憶をたどり、一人ひとりを時系列で並べ直しただけだ。
数回会っただけの人。
一晩で終わった人。
何年も付き合った人。
今では名前も思い出せない人。
顔さえ思い出せない人。
でも、不思議なことに、そのとき感じた気持ちだけは残っている。嬉しかったこと。舞い上がったこと。情けなかったこと。振られて落ち込んだこと。
時間が経つと、出来事は忘れていく。でも、感情だけはなぜか消えない。だから僕は、このブログで出来事よりも、そのときの自分の感情を書いている。
ここまで読んで、「200人って、どうやって出会ったの?」と思った人もいるかもしれない。この質問は、本当によく聞かれる。
学生時代。
紹介。
合コン。
職場。
街コン。
SNS。
マッチングアプリ。
時代によって出会い方は少しずつ変わっていった。この話は長くなるので、また別の記事でまとめようと思う。ただ、一つだけ言えることがある。
僕も最初から出会えていたわけじゃない。マッチングアプリでは、会う前にメッセージが終わることなんて何度もあった。
既読スルーなんて日常茶飯事。実際に会えた人数より、会えなかった人数のほうが、たぶん何倍も多い。
それでも続けられたのは、学生時代から「最下層」だと言われ続けてきたからかもしれない。どうせ失うものなんてない。そんな気持ちが、どこかにあった。
当時の僕は、半分冗談みたいにこう言っていた。「振られた数は星の数だ。」
でも不思議と、その言葉だけは捨てずに続けていた。外見もない。才能もない。それでも、「いつか勝ちたい。」その意地だけはあった。
女性から「好き」と言われたい。
手をつないでみたい。
抱きしめてみたい。
たったそれだけのことが、当時の僕には大きな夢だった。
だから、この200人は「簡単に出会えた200人」じゃない。不器用な男が、何度も振られて、何度も失敗して、それでも歩き続けた200人だ。
そして、50人書いてみて、一番意外だったことがある。意外とモテていたことじゃない。意外と戦っていたことだった。
学生時代はいじめられた。男友達のグループでは、いつも一番下だった。
「お前はモテへん。」そんな言葉も何度も聞いた。だから恋愛は、僕にとって遊びじゃなかった。自分には価値があるのか。それを確かめるための、小さな挑戦の繰り返しだった。
こうして振り返ると、うまくいった恋愛も、黒歴史も、振られた思い出も、全部まとめて今の僕を作っている。50人の女性を書いたつもりだった。でも、本当に書いていたのは、50回変わっていく自分自身だった。
この200人は、自慢できる勲章でもない。黒歴史のコレクションでもない。一人ひとりとの出会いが、少しずつ今の僕を作ってくれた記録だ。
まだ50人。あと150人ある。思い出せば思い出すほど、情けない自分も、未熟な自分も、見栄っ張りな自分も出てくると思う。
でも、それも全部書いてみたい。最下層から始まった恋愛が、人をどこまで変えられるのか。その記録を、最後まで残そうと思う。
そして、200人を書き終えたとき。一番驚くのは、読者ではない。たぶん、また僕自身なんだと思う。
💡 今日のまふぇっと教訓
👉 人生は、勝ち負けじゃない。積み重ねた時間の中に、自分の輪郭ができていく。
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