恋愛遍歴

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【50人目|ゆみ編(下)】「頑張ってね」と言えた恋

ゆみと付き合っている頃、一度だけ妙な出来事があった。デート中、彼女の携帯電話が何度も鳴る。画面を見るたびに、ゆみは少し困った顔をしていた。「出なくていいの?」そう聞くと、小さく頷いた。昔、少しだけ関わった男性らしい。何度断っても電話をかけて...
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【50人目|ゆみ編(中)】好き度70点。それが一番心地よかった

ゆみと付き合い始めてから、気づけば僕は彼女の部屋にいる時間が増えていた。いつの間にか半同棲みたいな生活になっていた。派手なデートは、あまりしない。家でテレビを見て。お腹が空いたらご飯を食べて。食後には二人でタバコを吸う。マイルドセブン。付き...
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【50人目|ゆみ編(上)】狐顔と、マイルドセブン

49人目の姉さんに誘われて参加した、お見合いパーティー。あの日、もし「面倒くさいな」と断っていたら。僕は、この人と出会っていなかった。50人目。ゆみ。僕の恋愛人生の中で、一番「安心」という言葉が似合う女性だった。僕より4歳年下。最初に見た時...
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【49人目|境界線編】「1回だけなら、やらせてあげる」を断った夜

48人目のあの夜。僕のプライドは、大阪郊外のアスファルトの上で木っ端微塵に砕け散った。それでも、200人の旅は止まらない。傷だらけのメンタルを抱えたまま、次に出会ったのは、それまでほとんど縁のなかった年上の女性だった。出会いは、イオンの化粧...
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【48人目|崩壊編】嫉妬で鍛高譚を飲み干した結果

僕の人生のテーマは、ずっとひとつだった。「ナメられたくない」会社でも、友人関係でも、そして恋愛でも。黒チェイサーを転がし、低い声で話し、大人の男としての余裕を必死に演じていた。そんな僕の前に現れた48人目の女性は、大阪に住む24歳の女の子だ...
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【47人目|後悔編】浮き輪を抱えた彼女

46人目の女性との出来事は、今思い返してもなかなか強烈だった。オレンジジュースを車内にぶちまけられ。怒りのあまり自分まで発狂したふりをして。最後は相手をドン引きさせて逃げてもらう。冷静に考えると、まともな恋愛ではない。そんな出来事のあとに出...
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【46人目|狂気編】発狂したら逃げていった

45人目の彼女との時間は穏やかだった。お好み焼き屋ののれんをくぐり、何気ない会話をして、何も起こらずに終わった夏。でも当時の僕は、そんな普通の幸せに長く留まれる人間ではなかった。刺激に慣れすぎていた。平穏よりも事件を求めていた。そして僕は、...
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【45人目|休憩編】お好み焼きののれんと、プールの約束

42人目から44人目まで。僕の恋愛はなかなか激しかった。夜にサングラスをかけて迎えに行って盛大に滑ったり。「ナメられたくない」と闇堕ちしたり。年上女性との関係で、自分でも知らなかった感情に振り回されたり。今振り返ると、当時の僕は恋愛そのもの...
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【44人目|強がり編】「たぬきは全部見抜いていた」

僕の人生のテーマは、ずっとひとつだった。「ナメられたくない」会社でも。 恋愛でも。 友人関係でも。とにかくナメられたくなかった。黒チェイサーに乗ったり。 低い声で喋ったり。 強そうな男を演じたり。全部そうだ。そんな僕の前に現れた44人目の女...
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【43人目|強がり編】網タイツとおしるこの美学

前回の「夜のサングラス事件」で、僕はひとつの真理に辿り着いた。「夜にサングラスは見えにくい」当たり前である。世の中の9割の人は最初から知っている事実だったが、僕はようやくそこへ到達した。というわけで今回は、ちゃんとサングラスを外して出陣した...