【14人目|恋愛タイプ】憧れてたのは彼女じゃなくて、その隣にいた男だった

旅立ち編

一人になって自分を大事にしてくれる女性に出会いたいと心から思った


プールのバイトで出会った。
アナウンス室にいる、女子大生。
正直、タイプだった。


顔は整ってるし、落ち着いてるし、
こういう子にちゃんと好かれたいって思った。

(この時からかな…僕はギャップに弱く、女性を好きになりやすい性格だと知った)


でも、その時点で無理だった。
彼氏がいた。
しかも、大学の助教授。
同じ学生じゃない。


年上で、社会も知ってて、余裕もある。
(勝てるわけないだろ)
って、すぐ分かった。
それでも、なんとなく話してた。


距離は近いし、会話も普通にできる。
でも、それ以上には絶対に行かない。
行けないって分かってた。


ある時、彼女がその人の話をした。
周りには「あり得ない」って言われるらしい。
でも、彼女は普通に言った。


「私は、その人が好きなんだよね」
そこで終わった。


何も始まってないのに、終わった。
その一言で分かった。
この子は流されてるわけじゃない。
ちゃんと、自分で選んでる。


だから、余計に無理だった。
彼女のことは、たしかに気になってた。
顔も、雰囲気も、ちゃんとしてて、
こういう子に好かれたらいいなって思ってた。


でも——
あとから思う。
本当に欲しかったのは、彼女じゃなかった。
あの助教授が持ってたもの。
この子に選ばれて、
当たり前みたいに隣にいられるポジション。


そっちの方に、強く引っ張られてた。
たぶん俺は、
彼女に惹かれてたんじゃなくて、


「選ばれてる男」に嫉妬してただけだった。


正直、悔しかった。
何もしてないのに負けてる感じ。
勝負にもなってないのに、終わってる感じ。


距離は近いのに、入る隙が一切ない。
結局、何も起きなかった。
何もできなかった。


夏が終わって、それで終わり。
でも、この時はっきりした。
自分は、
「大事にされる側」に入りたい人間なんだって。


ただ、そのために何が足りないのかは、まだ分からなかった。
それでも、また次を探してた。


💡 今日のまふぇっと教訓


「自分が欲しいのは“人”じゃなく、“その人に選ばれる立場”だったりする」

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​隣に並ぶのが当たり前だと思えるような、圧倒的な清潔感。助教授が持っていた「大人の余裕」は、そんな細かな積み重ねから生まれていたのかもしれません。​まずは鏡に映る自分を好きになることから。白い歯と自信を手に入れて、次は「選ばれる側」のポジションを奪いに行きましょう。

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